荒波の先に

実は今週末、郊外の広々とした屋外施設を貸し切って「笑顔でおどろう!」の撮影を予定していたのですが、昨夜の小池都知事の要請内容を受けて中止とさせて頂くことになりました。

残念ですが、日本や世界の情勢を考えると今は仕方ないと思います。


仕方ない…仕方がないとは思いながらも、悔しい思いも募ります。


何が悔しいかというと、「頑張ろうとすることすらできないこと」が悔しく思われるのです。

特に、人生の全てをかけているプロダンサーたちは、ダンスに関連すること以外の何を頑張れというのでしょうか。

イベントもパーティーも競技会も、果てはレッスンまでも延期or中止を余儀なくされていますが、まずもって誰の目も気にせず自由に踊るということ自体が難しい状況になってしまっています。

次に向けての行動すらできないはがゆさと言いようのない閉塞感が、ダンス界に広がっているように感じられます。


しかし、そんな中でも何かできることはないかと模索し、知恵を絞っていきたいと思います。


幸い、周りには情熱を持った人たちがたくさんいるし、自分の考えを受け入れて相談に乗ってくれる人たちもたくさんいてくれます。

正直、1人でいると心折れそうな時もありますが、周りの人たちに助けられ、また次に進むことができています。

関わって下さっている皆さまには、本当に感謝しております。ありがとうございます。


自分自身も、決して希望を捨てず、諦めずに頑張りたいと思います。

みんなでこの難局を乗り切っていきましょう。

荒波を越えた先に光が差すと信じて。